安全第一! 気を引き締めて。

すでに報道関係等でご存知の方もいると思いますが、
昨日の日曜日に、福島県の仙台平エリアで、事故がありました。
自分も知っている方でしたので、驚いて昨日今日と状況を聞いてみましたが、ご本人は一命は取り留めたものの、脳挫傷、頭蓋骨折、くも膜下出血と
まだ安心できない様態でICUに入っていますが、医師の呼びかけには反応しているようなので、今後の様態を見守り、回復を願っております。

事故当時の状況は、
雪が解けて久々のフライトに訪れたクラブの方々が、春先の好条件の中1900m位まで上昇できるコンディションでフライトしていましたが、ランディングはサーマル等の影響で、90度風向が変化することがあったり、なかなか高度が下がらなかったりと、春先特有の少し荒れた状況だったようです。

怪我をされた方の前にランディングした人の時も、ファイナル進入で高度が下がらない状況だったが、荒れているので無理して振り下ろさず、ランディング場を越えた田んぼに下ろしたそうです。その後に降りてきたご本人も似たような状況で、前の人より5mくらい高めで進入したら、200m先の電線まで全く落ちないで伸びてしまい、判断が遅れたか、回避操作が遅れたかで、旋回途中で電線に接触し、斜めノーズ方向からアスファルト道路に墜落してしまったようです。
やはりランディングは荒れていたようで、無理に振り下ろすより、多少オーバーしても真っ直ぐ安定させてといった考えだったのでしょか、それでも200mの間下がらなかったのであわててしまい、判断と操作が遅れてしまったのかもしれません。

ようやく春らしくなり、サーマルが活発になり、クロカンだ、大会だ、と張り切る前に、今一度気を引き締めてフライト全般について見直し、注意しなおしてください。
春先はサーマルコンディションが良い分、シンク、乱気流もより激しくなります。空中においても強いサーマルにはじかれたり思わぬ乱気流に遭遇し易い時期でもあります。良い条件に気持ちがあせってしまい、グライダーやハーネスのセットアップミス、フックアウトなど絶対に無いように、事前にオーバーホールなどの点検とプレフライトチェックは必ず行ってください。
テイクオフ・ランディングは今まで以上に慎重にし、風の強弱や変化に充分注意してください。空中においても気象変化について常に注意しながら観察してください。
特に、冬の間はあまり飛ばない人やそういうエリアなどではより慎重な注意と自己管理が大切です。エリアやスクール、クラブではルール的な規則を見直したりすることも大事だと思います。例えば、長期間飛んでいなかった人の最初のフライトは必ず朝夕の穏やかな時にするとか、パイロットであっても教員が監督するとか。

必ず、みんなで声を掛け合って、
安全に対する考え方と意識を高めましょう! 安全でなければ楽しくない!!

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by topair-expert | 2006-03-06 23:17


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