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クレーム・安全対策・自己意識

先日、JHF安全性委員会の担当者にクレームをつけました。
多度山エリアでの事故の調査と今後の対応について。
同じ意識を持っている方なので決して強い口調ではないですが。

誰に責任があるとか何処に責任があるとかと言うことは全く言うつもりはないし、命にかかわることの責任なんて取りきれないと思います。皆さん同じ気持ちだと思います。
ただ、もし原因や要因がはっきりするならば、今後、不幸な事故にならなくてすむような対策、対応ができるはずです。二度と悲しい思いをしないためにも。

一言で安全対策といってもさまざまな要因が影響してきます。前にも書いたように個人の技術・知識・経験・精神面・健康面で大きく左右されます。スクールのインストラクションの範囲内ではそれらの要因による事故はかなり少ないと言えると思いますが、今回、あるいは最近の事故の殆どはその範囲から外れたパイロットが殆どです。
そのための安全対策はパイロット個人の自己意識に大きく影響されています。

しかし、過去の事故例を教訓とし、情報を共有することによって、技術・知識・経験・精神面・健康面などの要因について認識し、注意することによって安全対策を高めることができるはずです。特に、機材が原因・要因となることは確実に対策ができるはずです。そのためにも事故の調査は必要で、更にその原因や要因が特定出来た出来ないにかかわらず、今後の安全対策には最重要課題だと認識しています。
そしてその情報公開と対応策の周知徹底を。

よく、「フライヤーは自己責任のもと・・・」と言う言葉を耳にしたり見たりしますが、情報や対策がないままの状況ではただの責任逃れとしか聞こえません。
だからこそ、自己の意識を常に高く持った上で楽しまなければならないと思います。
どうか、皆さん、決して甘く考えないでください。

ずっと以前から思っていたことなので、正式にクレームを出し、出すからには行動しようと思っています。
by topair-expert | 2009-11-18 01:11


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