続き、観察と判断。

テイクオフ前と飛行中に最も注意深く観察して判断なければならないものとして、積雲の動きに注目したい。積雲は、100%リフトの存在を示している。
ウェザーニュースの内藤さんがフライヤーの記事に掲載している通り、積雲は我々ソアリングスポーツを楽しむ者の神様である。
積雲の現象と変化傾向によって、リフトとシンクの存在、気流の状態がはっきりと判断できる。詳しくは、内藤さんの記事やグライダー関連、気象関係の書物を読んで勉強すること!!
ソアリングスポーツのエキスパートを目指すならここが最も重要な始めの一歩である。あまり難しく考えて頭でっかちになることはない。まずは目に見える単純にことから観察していこう。
・変化の傾向を観察する。
・パフの出来た時間、位置と継続時間。
・その後の流され方。
・雲低の輪郭と濃さ
・積雲の風上側と日射の当たる方向の位置
・雲低近くのウィスプあるいはウィスカーと呼ばれる上昇成分の雲の巻きひげ(*注、積雲の風下側にも下降帯と乱流を示す巻きひげの状の物もあるので間違わないように。)
・クラウドストリート
・コンバージェンスに伴うストリートあるいはいくつかのウィスプの存在
・日射の当たる地表面あるいは斜面と積雲の関係。

大体これくらいのことを常に観察していれば、積雲の出来るコンディションでのサーマルの探し方は確率高くなってくるでしょう。ただし、観察して、リフトの存在を予想できたとしても、自分がその空域に到達した時にリフトが存在しているかというタイミングも判断しなければなりません。
そのためには、常に先を観察して予測し、日射と積雲、その流され方などの変化傾向を掴むことが重要である。当然、そのためにはコントロールに気を取られすぎてはいけないし、かといってガーグルの中で危険な状態になってもいけない。これらのことは、普段の練習フライトにおいて鍛錬を積み重ねてゆかなければならない。
これらの気象判断は、本当に奥が深いので、事前に知識を習得し、数多くの練習と経験を積むことが大切です。
当たり前のようなことを、少々偉そうに書きましたが、本当に奥が深く重要なことだと思いますので、常に意識して練習したいものです。

これに、竜門のようにコンバージェンスが絡んでくると更に観察力を高めないと判断が難しくなります。コンバージェンスの話は、竜門の大会が終わってからにしよっと。
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こんなので飛んだらサーマル探し放題だろうなぁ
AEROS AL-12 モーターです。
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by topair-expert | 2006-02-07 00:55


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